音楽講座とは?

息子達のバイオリンを中心に「楽器を習う」という際の自宅での、親の立ち位置について

もうひとつは

音楽を一生のたのしみにするコツ。自分の「聞きたいな」という音楽を自分で思う通りに演奏できるチカラをつける。つまり、自分に音楽をきかせてあげる、という贅沢を手に入れる方法でもあります。

この親の立ち位置と、自分に聞かせるための音楽を手に入れるって、同じことなのです。


なぜなら、こどもにピアノやバイオリンを習わせたいと思うとき。どう思いますか?

「自分で弾きたい曲が、自分で弾ける用になったらいいな」とか

「音楽を楽しめるきっかけになってほしい」と。

楽しめるようになるには、楽譜が読め、自分の思う通りに手足が自由に操れることです。

だらだら長時間ピアノの前に座っていても弾ける用にはなりません。実際、ピアノを習っているんだよという人に、「何か弾いて」といわれて「いいよ」とすぐに披露できる人は少ないでしょう。

なぜでしょう。

定着していないからです。短時間で、楽譜が読めて、自由自在に手足を操れて、・・・定着させる・

そんな方法があるのです。

習慣にすればいいのです。20分。その20分の練習メニューもコツがあります。本人が練習メニューを組み立てられるようになります。

親の立ち位置、これが全てです。親がピアノが弾けなくても関係ないとわかります。親は先生ではないのですから。


【音楽講座】として提案しています。


Amebloで2010年11月から記事を重ねバイオリンについて多くの質問をいただいてきました。この質問とは、音楽の専門のないようではありません。

先生と親は、違います。親は教えません。では何をするのか?それはたとえば、楽器は特に毎日の練習の積み重ねがひつようです。生活の中に「習う」ときめたものの時間をなじませること。規則正しい生活の中に「音楽」をなじませる習慣。そして、年齢に応じた家庭学習(自宅練習)のやりかたを伝えています。

実際に、わたしが息子たちに365日家庭で向き合っていた方法は1日にたった20分の練習でしたが技術や知識の習得だけでなく「本人が練習内容をくみたてられる」ようになりました。

1週間で、新しい曲をだされ、練習し、暗譜をした状態まで仕上げる方法です。20分で、どうやるのか。それを伝えています。


バイオリンは本当に魅力のある楽器です。私自身はバイオリンは弾けません。しかし息子たちのレッスンに356日×20年間寄り添ってきましたので、

ではいったいその成果はどうなのか?という点についてお話しします。

バイオリンは専門の先生に師事しました。3歳からスズキメソッド。小学校中学年の時にG大の先生へ師事。

進み具合は、スズキメソッドでじっくり時間をかけた進度でした。これはもちろん息子たちが幼すぎて進みが遅かったという意味です。

具体的にいいますと、

スズキメソッドでは、お約束の「ごあいさつとリズム」があります。これの合格に9か月かかりました。文字通り、先生の前で楽器をただしく持ち、ご挨拶をする。それだけのことです。これに9か月。

そのあと「きらきら星」に1年6か月。節目節目で、「卒業曲」というものがありましていちいちしっかり立ち止まりました。本人以上に親の心の構えが大切だとわかります。

このときに、目先の「合格」に負けていい加減な姿勢で臨んでいたら、小学校5年生で現代曲のコンチエルトまで勉強するほど上達できなかったと思います。

日々の積み重ねでしか、進化はしないのです。

そして進化とは、進歩の延長には絶対にないのです。矛盾するようですが進歩を重ねないとその進化は、やはりないのです。このあたりを、音楽講座としてここで伝えたいと思います。

私は、バイオリンは弾けません。

親は、楽器が弾けなくても、こどもの上達に影響はしません。親は先生ではないのですから。先生からの課題を、1週間かけてしっかり身に付けていくこどもn寄り添い、規則正しい生活の中に「音楽をなじませる」のが親の役目だと思います。


20分の日々の練習の仕組みをつくり、こどもたちのコンディション、健康状態や精神状態に常に気を配り

小さな目標と、大きな目当て、つまり全体と部分ですね。これを細かく軌道修正できるのが、親です。